業務システム開発を依頼する際に、実績や専門知識のある会社を選ぶことが重要です。ここでは、業務システム開発に定評がある8つのおすすめ企業を紹介します。
業務システム開発でおおすすめの会社8選
1. 富士通株式会社
URL: https://www.fujitsu.com/jp/
- 概要: 日本を代表するIT企業で、業務システム開発においても幅広い業種・規模の企業に対応した実績があります。独自のクラウドサービス「Fujitsu Cloud」やAI技術を活用し、企業のニーズに合った柔軟なソリューションを提供しています。
- 強み: 大規模プロジェクトや官公庁、医療分野など、高いセキュリティを求められるシステム開発に定評があり、国内外に多くの顧客を持っています。
- 基本情報
設立: 1935年
資本金: 3,246億円
従業員数: 約12万人(連結)
所在地: 東京都港区東新橋1-5-2
事業内容: ITシステム開発、クラウドサービス、ハードウェア製造、ネットワーク構築、AI・IoTなどの最新技術を活用したシステム開発・ソリューション提供。
2. 日立ソリューションズ株式会社
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/
- 概要: 日立製作所のグループ企業で、企業の業務効率化や生産性向上を目的とした業務システム開発に強みを持ちます。ERP、CRM、SCMなどの基幹システムから、AI・IoTを活用した最新のソリューションまで提供。
- 強み: 多種多様な業界へのシステム提供実績があり、顧客のニーズに応じた柔軟な提案力を持ち、特に製造業や流通業界における業務システム開発に強いです。
- 基本情報
設立: 1970年
資本金: 200億円
従業員数: 約5,500名
所在地: 東京都品川区西五反田2-18-1
事業内容: ソフトウェア開発、ITサービス、システムインテグレーション、基幹システム(ERP/CRM/SCM)構築、AI・IoT活用支援など多様なITソリューションの提供。
3. TIS株式会社
URL:https://www.tis.co.jp/
- 概要: 伊藤忠商事グループのIT子会社で、ITコンサルティングからシステム開発・運用・保守まで一貫して提供しています。金融、医療、物流、流通など幅広い業界に対応。
- 強み: 特に金融分野や公共分野におけるシステム開発に強みを持ち、安定した運用基盤と最新技術を駆使してシステムの開発と運用を支援しています。
- 基本情報
設立: 1971年
資本金: 100億円
従業員数: 約2万人(連結)
所在地: 東京都新宿区西新宿8-17-1
事業内容: ITコンサルティング、システム開発、運用保守、金融システム、医療システムなど業界特化型ソリューション、クラウドサービスの提供。
4. 株式会社NTTデータ
URL:https://www.nttdata.com/jp/ja/
- 概要: 日本最大手のシステムインテグレーターであり、基幹業務システムの開発・運用において多くの実績があります。グローバルなリソースを活用し、海外展開やグローバル企業のニーズにも対応可能。
- 強み: 金融、医療、官公庁、製造業など多様な業界での導入実績が豊富で、特に金融業界や公共分野での信頼性の高いシステム構築に定評があります。
- 基本情報
設立: 1988年
資本金: 1,425億円
従業員数: 約14万人(連結)
所在地: 東京都江東区豊洲3-3-3
事業内容: ITコンサルティング、システムインテグレーション、ソフトウェア開発、基幹システム開発、金融・医療・製造向けシステム、クラウドサービス、グローバルITサービス。
5. SCSK株式会社
URL:https://www.scsk.jp/
- 概要: 住友商事グループのシステムインテグレーターで、ITインフラ構築やアプリケーション開発、運用サポートなど幅広いサービスを展開。中堅企業から大手企業まで幅広く対応しています。
- 強み: 業種を問わず、業務システムの提案から開発、運用保守までワンストップで提供できる体制が整っており、ERPやCRM導入支援においても高い実績を誇ります。
- 基本情報
設立: 1969年
資本金: 211億円
従業員数: 約1万5,000名(連結)
所在地: 東京都江東区豊洲3-2-20
事業内容: システムインテグレーション、ITインフラ構築、ERP導入支援、クラウドサービス、AI・IoTソリューション、業務プロセスアウトソーシング(BPO)などのITサービス全般。
6. トランスコスモス株式会社
URL:https://www.trans-cosmos.co.jp/
- 概要: BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)とITサービスの提供に強みを持つ企業。コスト削減と業務効率化を目指したシステム開発、デジタルマーケティング、CRM支援なども幅広く行っています。
- 強み: 業務システムの開発だけでなく、アウトソーシングによる業務支援も含めたトータルソリューションを提供でき、コールセンターやECサイト運営におけるシステム導入に強みがあります。
- 基本情報
設立: 1966年
資本金: 290億円
従業員数: 約7万人(連結)
所在地: 東京都渋谷区渋谷3-25-18
事業内容: 業務システム開発、BPO、デジタルマーケティング、CRMシステム導入、EC支援、コールセンター運営など、総合的なITアウトソーシングサービスの提供。
7. クニエ株式会社
URL:https://www.qunie.com/
- 概要: NTTデータグループのITコンサルティング会社で、主にERP(SAP)導入支援や業務プロセスの改善を強みとしています。製造業、小売業、金融業など多様な業界に対応。
- 強み: SAP導入や業務プロセス改革に特化しており、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援も得意としています。クライアントの業務効率向上やコスト削減に貢献する実績が豊富です。
- 基本情報
設立: 2009年
資本金: 10億円
従業員数: 約500名
所在地: 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー
事業内容: ITコンサルティング、ERP導入支援(SAP導入支援に強み)、DX推進支援、業務プロセス改革、グローバルビジネス向けソリューション提供。
8. 株式会社マイスター・ギルド
URL: https://www.m-gild.com/
- 概要:株式会社マイスター・ギルドは大阪と東京にオフィスを持ち、 Webシステムやサーバー・クラウドなどあらゆるプロフェッショナルが集う技術者集団。業種業態を問わず大手企業を中心としたwebシステムやスマートフォンアプリ、AR・VR・MRの開発を行なっています。先端技術には常にアンテナを張っており、幅広い業種・用途に対応するシステム開発を多数手がけています。 予約管理、販売管理、在庫管理など、業務系システムの開発実績多数あり、開発だけでなく要件定義など上流設計から、ローンチ後の運用まで対応可能です。
- 基本情報
設立:2004年2月
資本金:1,000万円(2024年10月現在)
従業員:24名(2024年10月時点)
所在地:大阪府大阪市北区西天満5丁目2-18 三共ビル東館3階
事業内容:WEBシステム開発、スマートフォンアプリ開発、XR(AR/VR/MR)開発、システム運用保守
実績:
・大手通信系企業様 労働データ管理システム開発/運用
・大手通信系企業様 月間900万ユーザ 大手メディアサービス開発/運用
・チケット買取企業様 バーチャルクレジットカードアプリ開発/運用
・美容室-美容師-ユーザのマッチング予約アプリ開発/運用
・景品ギフト事業会社様 目録商品交換WEBシステム
業務システム開発会社選びの失敗例
業務システム開発会社を選ぶ際の失敗は、企業のプロジェクトに大きな影響を与えることがあります。以下に、選定ミスによる代表的な失敗例を3つ紹介します。
1. コスト重視で技術力を見落とす
- 失敗内容: 価格の安さに惹かれて開発会社を選んだ結果、技術力や品質が不十分で、システムのバグや安定性に問題が発生するケースです。初期コストが安くても、納品後の修正や運用トラブルのために、結果的に追加のコストや時間がかかることがあります。
- 原因: 見積もり時に詳細な技術確認を怠り、価格だけで判断してしまう。
- 対策: 見積もり内容だけでなく、技術力や実績、過去の納品物の品質を確認するため、技術者との面談やポートフォリオを確認することが重要です。
2. 要件定義が不十分で期待とズレる
- 失敗内容: 開発会社が業務の本質を理解していないため、開発されたシステムが実際の業務に適合しない、もしくは必要な機能が実装されていないという問題です。これにより、追加の開発が必要になったり、運用が難しくなったりします。
- 原因: 要件定義の段階で、開発会社とのコミュニケーションが不十分であったり、業務プロセスや仕様が正確に伝わっていないことが原因です。
- 対策: 開発会社と密にコミュニケーションを取り、業務フローの詳細をしっかり伝えた上で、要件定義を徹底的に行うこと。プロトタイプを利用して要件が満たされているか確認するのも効果的です。
3. 保守・サポートの対応が不十分
- 失敗内容: システム納品後にトラブルが発生しても、保守対応が遅く、システム障害や問題解決が迅速に行われないため、業務が停止したり、長期的な運用に支障をきたすケースです。
- 原因: 開発時には保守やサポート体制がしっかり確認されず、納品後の対応が契約内容と期待に反していたため。
- 対策: 開発時に保守契約やサポート内容を詳細に確認し、障害発生時の対応スピードや運用後の体制についてもしっかり話し合うこと。サポート体制がしっかりしているか事前に調査しておくと良いです。
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