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システム開発の失敗事例と対策

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システム開発において、プロジェクトが計画通りに進まず、失敗に終わってしまうことは少なくありません。
この記事では、システム開発における失敗事例とその原因から対策までご紹介させていただきます。

システム開発の失敗とは

システム開発の失敗といっても明確な定義はないですが、開発プロジェクトが目標を達成できない状況を指すことが多いです。具体的には、予算超過、期日の遅れ、品質の低下、顧客要件を満たしていないなど、「QCD」が順守されているかどうかも一つの判断基準です。

「QCD」とは、通常、製造業やプロジェクト管理の分野で使用される用語で、以下の頭文字をとったものになります。

Quality (品質):製品やサービスの品質を指します。製品が顧客の期待や要件を満たし、高い品質基準に適合していることを確保するための取り組みが含まれます。

Cost (コスト):製品やサービスの製造や提供にかかる費用を指します。製造コストや運用コストを最小限に抑え、効率的なリソース利用を実現することが求められます。

Delivery (納期):製品やサービスの納期やデリバリースケジュールを指します。製品やサービスを顧客に適時に提供するための計画や管理が含まれます。

次項では、よくあるシステム開発の失敗事例とその原因を挙げていきます。

システム開発の失敗事例と原因

よくある失敗事例と、その考えられる原因を3つご紹介します。

システム開発の納期が遅延

システム開発のプロジェクトはスケジュールを発注側と受託側にて策定した上で進行します。
完了予定日になってもシステムが完成してせず、ケースによっては数カ月の遅れが生じる失敗事例があります。

システム開発の納期が遅延する原因はさまざまですが、以下3つ考えられます。

要件の変更や不明確さ

開発が進むにつれて、顧客の要求やビジネスニーズが変化することがあります。また、最初の段階で要件が不明確であったり、十分に定義されていなかったりする場合もあります。これにより、開発プロセスが中途で修正や再設計が必要になり、納期が遅れることがあります。

技術的な課題やリソースの不足

開発中に予期しない技術的な障害や課題が発生することがあります。また、開発に必要なリソースが不足していたり、開発者のスキルや経験が不足していたりする場合もあります。これらの問題が解決されるまでに時間がかかるため、納期が遅れることがあります。

プロジェクト管理の問題や遅延の識別の欠如

開発プロジェクトの進行状況や問題の早期発見が適切に管理されていない場合、納期の遅延が見逃されたり、適切な対策が講じられなかったりすることがあります。また、タスクの遅延や予期しないリソースの欠如などの問題が見逃された場合も、納期の遅延を引き起こす可能性があります。

完成したシステムが要望と違う

当初依頼をしたシステムが、要望と違うものになっていたり、要望が漏れていたりする失敗の例もあります。
納期は守られていたとしても、予定していたものと全く違うものが出来上がってしまっては意味がありません。
原因として考えられるのは大きく3つです。

要件の誤解や不明確さ

開発チームと顧客の間で要件が正しく理解されていない場合、システムが要望とは異なるものになる可能性があります。要件が明確でない場合、開発者は誤った方向に進む可能性があります。

コミュニケーションの不足

開発プロセス中に開発チームと顧客とのコミュニケーションが不十分だった場合、顧客の要求や期待が十分に理解されず、システムが顧客の要望と一致しない結果になる可能性があります。

変更管理の不備

開発プロセス中に要求される変更が適切に管理されていない場合、新しい要件が追加されたり、既存の要件が変更されたりすることがあります。これにより、開発が要求とは異なる方向に向かう可能性があります。

完成したシステムが利用されない

開発システム開発が完了した後、実際のユーザーの声が反映できておらず、現場で利用されなくなってしまうことがある失敗例です。システム開発のプロジェクトにかかわるメンバーだけの一方通行のシステムになってしまい、現実的には不便なものが完成してしまいます。こちらの原因としては下記が考えられます。

要求との不一致

開発されたシステムが、実際のユーザーのニーズや要求と合致していない場合、ユーザーはシステムを使わず、代替手段を探すことがあります。

ユーザビリティの問題

システムが使いにくい、あるいは直感的ではない場合、ユーザーはシステムを避け、利用しない可能性があります。

不十分なトレーニングやサポート

ユーザーがシステムを十分に理解できていない場合や、トラブルが発生したときに適切なサポートが提供されていない場合、システムの利用が妨げられる可能性があります。

組織文化や抵抗

組織内でシステムの導入に対する抵抗がある場合、例えば新しいシステムに対する不安や既存の文化との不一致がある場合、システムの利用が妨げられる可能性があります。

適切なマーケティングや宣伝の不足

システムの存在や利点が適切に広報されておらず、利用者にその価値や重要性が伝わっていない場合、利用者にシステムの周知がなされていないため、利用されないことがあります。

システム開発が失敗しないための対策

システム開発が失敗しないための対策としては、以下のようなものを意識・徹底する必要があります。

適切な要件定義と計画
プロジェクトが始まる前に、要件を明確に定義し、目標を確立し、計画を策定することが重要です。十分な要件定義を行うことで、後での変更や追加が最小限に抑えられます。

効果的なコミュニケーションとチームワーク
開発チームや関係者間のコミュニケーションを促進し、意思決定をスムーズに行うための効果的なコミュニケーションチャネルを確立します。チームメンバーが協力し、情報を共有し、問題を解決することが重要です。

適切な品質管理とテスト
開発プロセス中に適切な品質管理とテストを実施し、システムの品質を確保することが不可欠です。早期のバグ発見と修正、継続的な品質改善を目指します。

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