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WEBサイト制作の流れと注意すべきポイントを解説!

WEB制作会社にWEBサイト制作を依頼する際、どのような流れで、どういったことに注意してプロジェクトを遂行した方が良いのかイメージできていない方も多いと思います。この記事ではWEBサイト制作の大まかな流れや、各フェーズにおいて注意すべきポイントを解説します。

WEBサイト制作の流れと注意すべきポイント

WEBサイト制作の大まかな流れと、制作にあたり気を付けるべきポイントを5つのステップに分けてご紹介します。

要件定義(調査・企画・設計)

WEBサイト制作の要件定義フェーズでは、プロジェクトの方向性を決定し、全体の構造やデザインの基盤を築く重要なステップです。以下に、このフェーズで行うべきものを挙げていきます。

ヒアリング

お客様とのミーティングを通じてプロジェクトの目的や要件を明確にします。
何を実現したいのか具体的なゴールを定め、そこから逆算した手段・アプローチを考えます。
もちろん、コストや公開後の運用も考慮した企画・設計が重要です。
WEBサイトにおける現状の課題や依頼背景を確認しておくことも重要です。

調査と分析

市場調査並びに、同業他社や競合他社のWEBサイトを分析し、課題解決に役立てます。他社と差別化できる自社の強みを整理したり、ターゲットユーザーの分析・定義をします。
また、Googleアナリティクスなどのツールを用いたデータ分析も活用し、WEBサイトの課題を抽出します。

コンセプトの立案

WEBサイト制作のコンセプトの立案は、プロジェクトの方向性やテーマ性を明確にするための重要なステップです。ディレクター、デザイナーなどと共にアイディアを出し合い、プロジェクトにふさわしいコンセプトやデザインの方向性、独自性のあるタグラインやキャッチコピーを設定します。
コンセプトは、制作中にサイト制作の目的や方向性にブレが生じないようにするための指針となります。

要件定義

ヒアリングや調査内容を元に、WEBサイト制作の仕様を決定します。具体的には、サイトマップや実装する機能、使用するツールなどを確定させるフェーズです。
ここまでに決定した事項はサイト全体に影響するので、基本的には後から変更することはできないと考えていただいたほうが良いでしょう。費用や工期に大きくかかわってくる部分なので、後から大きく変更となってしまわないように、企業であれば上層部や決裁権のある方を含めて承認を得たうえで、次のステップに進みましょう。

また、事前に公開サーバーやドメインなどもあらかじめ準備し、制作会社に共有しておくようにしましょう。公開直前にサーバーの準備やドメインの取得をすると納期に間に合わない可能性があります。

ワイヤーフレームの確定

どのページにどのようなコンテンツを配置し、どのような導線設計になるのかを決めていきます。「ワイヤーフレーム」と呼ばれる各ページの設計案を作成し、デザイン着手前に掲載要素を決定します。原稿量や使用する素材はデザインに影響するので、掲載する文言や画像などのデータも、事前準備できている状態にすることがWEBサイト制作の流れをスムーズにするためのポイントです。UI・UXに知見のあるディレクターやデザイナーが主体となり、進めることが多いです。

デザイン制作

これまでの流れで決定したコンセプトや仕様、ワイヤーフレームをもとにデザイン制作に入っていきます。コンセプトやターゲットを踏まえてデザインのトーン&マナー(カラーやフォントの方向性のルール)を決定します。

まずは事前にイメージの相違がないように、参考サイトやデザインの参考となるビジュアルや表現を共有しすり合わせることがポイントです。使用したい画像や素材、ロゴの元データなども事前に制作会社に共有しておくことも必要となります。

仕様を決める際と同様に、決定権のある方に承認をいただくことは必要で、特に全体のデザインに関わるTOPページのデザインは決定した上で、下層ページのデザインを進める流れにしましょう。

システム開発

デザインが確定でき次第、ブラウザ上で閲覧できるようにするための実装作業(コーディング)に入ります。

システム開発には、フロントエンド開発と呼ばれるHTMLやCSSを使用した見た目の実装やアニメーション実装をする開発と、バックエンド開発と呼ばれる、WordpressなどのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の実装やサーバーの設定などをする開発工程があります。

また基本的にはレスポンシブデザインを採用し、異なるデバイスやブラウザでの利用に対応したコーディングをします。

実装後の変更は費用や工期に大きく関わる可能性が高いので、デザインを確定しておくことはもちろん、どのようなアニメーションを実装するのか、CMSは何を使用するのかといった点も事前に決定しておく必要があります。

動作チェック

WEBサイトは各ブラウザやデバイス、OSによって表示が異なり、それぞれの特有のバグなどが発生する可能性があります。

あらかじめ決定しておいた対応範囲で検証をし、バグや表示崩れがあれば修正をする作業を行います。著作権、プライバシー、アクセシビリティなど、法的要件と規制に対応することの確認も必要です。もちろん、リンク先や誤字脱字などのチェックも必要です。

公開・運用

チェックをし、問題がなければ公開作業に移行します。

公開時に予期せぬエラーが生じた際に、即時に制作会社と連携できるような体制を整えておきましょう。公開後も表示や機能(お問い合わせフォームの送受信など)に問題はないか確認をすることも重要です。公開後にはSNSやプレスリリースにて発信をして多くの人に見てもらうようにしましょう。

また、WEBサイトは公開しただけでは終わりません。更新や改修をして鮮度を保ち、育てていくことが大事です。アクセス解析ツールを使用した分析や、SEO対策を施すなど、効果につながるサイトにしていきましょう。CMSを利用して自社で更新をすることも重要ですが、制作会社の保守サービスを利用することも一つの手です。

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MeisterGuild(マイスター・ギルド)広報

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